撮影メモ :
[2006年05月03日] 山戸能を見る予定で午前中湯殿山と田麦俣・注連寺・大日坊を見て回った。昨年から今年の雪は半端ではなく大変だったようだ。注連寺の七五三掛桜は雪のためまだ蕾、例年なら満開か散り始めの頃である。森敦文庫の前の桜の木は途中で折れていた。
[2004年05月04日] 黒川能を5月3日に撮影して、萱葺き民家に泊めて頂き、4日の正午頃注連寺についた。かすみ桜は落花さかんで、本堂内では茶会が開かれていた。
森敦の小説「月山」の舞台で、境内に森敦文庫がある。森敦氏は黒川能王祇祭の当屋や例祭で何度かお会いした、タバコを吸うときの独特のポーズが忘れられない。小説家関係では鶴岡出身の作家、藤沢周平氏がいるが、お恥ずかしいことに亡くなるまで氏の小説は読んだことがなかった。鶴岡市はまさに海坂藩そのままの城下町だ。蝉時雨に登場する下級武士が朝日村付近も巡回したのだろうか。
注連寺のある朝日村はどぶろくの産地として有名だった。黒川能も元々はどぶろく祭りだ、現在「特区」制度で祭り期間中どぶろくを作るのは申請すれば出来るらしいのだが、地元の醸造所との関係もあり難しいらしい。
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